インビザラインの装着によって話をしにくくなりませんか? 個人差はあるものの、はじめてインビザラインを装着してから数日くらいは、発音がやや不明瞭となることもあります。しかし、ほとんどの方がインビザラインに慣れ、ごく自然に話をすることができるようになります。また、歯を咬み合わせた時のインビザラインの厚みにもすぐ慣れますので、ご安心ください。
抜歯をしないで治療できるというのは本当でしょうか? なるべく抜歯をせずに矯正すべく治療計画を立てます。ただ、患者様の口腔内状況によっては、抜歯をしなければならないこともあります。また、歯を抜く必要まではなくとも、歯並びを整えるためにIPRという歯の側面を僅かに削る処置が必要となることはあります。
インビザライン矯正というのは痛くないのですか? 矯正治療において痛みの有無が心配だという方は多いでしょう。確かに、新しいアライナーの装着時には、歯を押さえつけられるような感触や軽い痛みを感じるという方もいらっしゃいますが、通常であれば2、3日で慣れます。従来のワイヤー矯正に比べるとインビザライン矯正では違和感や痛みの報告が明らかに少なくなっています。 インビザライン矯正の場合、1回の施術において歯を動かす量を細かく調整でき、大き過ぎる力が歯に加わることを避けられます。そのため痛みも少ないのです。加えて、歯列を全体的にインビザラインが多く形となるので、咬み合わせた時の痛みが軽くなりますし、ブラケットやワイヤーが舌や頬などに接触したり刺さったりすることもないため、安全に治療を受けていただけます。
インビザラインの治療期間はどれくらい? 症状にもよりますが、概ね3ヶ月~3年の間だと思います。この治療期間を短くするためにIPRや矯正ゴム併用、インプラント矯正などのオプションもございます。詳しくは矯正歯科医にご相談ください。
見えない矯正は虫歯になりやすい? マウスピースはお食事や歯磨きの際に取り外せますし、マウスピース自体も毎日洗浄が可能ですので、ワイヤー矯正に比べて比較にならないほど虫歯にはなりづらいです。ただし、お食事後の歯磨きは欠かさず行っていただく必要があります。
インビザラインを装着した状態での食事は大丈夫ですか? お食事の際には必ずインビザラインを外してくださるようお願い致します。インビザラインを装着した状態でものを食べると、インビザラインの変形や破損の原因となりかねないためです。熱すぎる飲食物についても変形の原因となり得るため、避けるようにしましょう。水を飲むのは問題ありません。